3歳児の子育ては結構大変。こんな時どうする?
我が家の次女は3歳になります。
3歳にもなるとできることが増えてきて、
自己主張もできるようになってきます。
しかし、本人は『こう伝えたい』のに上手く言葉にできず、
周りには違う内容で伝わってしまうことも多々あります。
先日、3歳の次女が保育園でお友達を泣かしてしまったそうです。
『なぜそうなってしまったのか』
『その時、親の私は何をしたのか』
をご紹介します。
3歳の次女がお友達を泣かしてしまいました。なぜ?
先日、5歳長女と3歳次女と夕飯を食べていた時のこと。
長女『今日ね、保育園でAちゃんと次女の3人で遊んでたんだけどね、
次女がAちゃんを泣かしちゃったの。』
私『えっ!次女、そうなの?』
次女『うん。だって私Bちゃんが大好きなんだもん。』
長女『次女がAちゃんのことキライって言って、Aちゃんが泣いちゃったの。』
話を聞いて、
次女は『Bちゃんのことは大好き』
『Aちゃんのことは普通(嫌いじゃない)』
であるということがわかりました。
次女はまだ3歳です。
もしかしたら『普通』の意味がわかる3歳の子
もいるかもしれませんが、なかなかいないでしょうし、
わが子もわかっていないようです。
『普通』という言葉を知らないから
『キライ』という言葉を使ってしまったんですね。
しかし、『キライ』と言われた方はショックです。
だから泣いてしまったということです。
長女『でもその後、次女がごめんねして一緒に遊んでたよ!』
私『よかった。お話してくれてありがとう。』
この件については先生が間に入ってくれて、
しっかり解決したと長女が教えてくれました。
起こってしまった事実だけで判断してしまうのではなく、
その裏側にはどんな『思い』や『考え』があったのか
【しっかり話を聞く】ことが大事です。
『相手がどう感じるか』をイメージする
次女が今後同じことをしないように話し合いをしました。
私『次女はさ、お友達にキライって言われたらどう思う?』
次女『悲しい気持ちになる。』
私『そうだよね。きっとAちゃんも悲しい気持ちになっちゃったと思うんだ。
だからお友達にキライって言うのは良くないとママは思うんだ。』
私『でも、ちゃんとごめんねって言えたのは偉かったね。』
『相手がどう感じるか』ということを考えるのは
大人でも難しい時がありますが、子どもにとっては
てとも難しいことです。
『自分がされたらどう感じるか』を一緒に考えると
子どももイメージしやすいですし、この話し合いを繰り返し行うことで
人の気持ちを考えられる子に育ちます。
大人が子どもに話をするときに大切なこと
お友達に酷いことを言って泣かせてしまった。
これは良くないことです。
しかし、私は
『そんな酷いこと言ったらダメでしょう!仲良く遊ばなきゃダメでしょう!』
と言って叱ったりはしませんでした。
なぜなら『次女にも意思がある』からです。
次女はまだ3歳です。
お話ができると言っても、言葉のレパートリーはとても少ないです。
『自分はこう思っている』のに、上手く言葉にできないのは
すごくストレスになっているし、自分が要求したことに
周りが答えてくれなかったら『イヤイヤ』も言いたくなりますよね。
今回次女がお友達に対して『キライ』と言ってしまったことは、
良いことではありませんが
子どもにも好き嫌いや、やりたいことがあることは
忘れてはいけません。
我慢しなくてはいけない時もありますが、
好きじゃないのに、一緒に遊びたくないのに、
無理して一緒に遊ぶ必要はないのです。
このように、話をする大人も
『なぜこの子はこうしたんだろう。』
『こんな時、自分だったら何て言ってもらえたらわかりやすいかな?』
などを考えながら話すことが大事です。
子どもの意思を尊重しながら話をするとはとても大変ですが、
1番大切にしなくてはいけないことです。
まとめ
3歳の次女の失敗を例にあげてみましたが、いかがでしたか?
今回はお話しが上手な5歳の長女が一緒だったので
話し合いもスムーズに進みましたが、
3歳の次女だけだったらもっと大変だったと思います。
3歳の子って出来ることが増えてくるし、
お話も上手になってきて自己主張もするようになってきて、
まだまだ小さいし話をするのも大変ですが、
1人の人間として尊重することが大事です。。
尊重され大人に認められることにより、
『自己肯定感(※1)』が育まれ子どもの未来もパッと
明るいものになります。
(※1:自らの在り方を積極的に評価できる感情)
これからもたくさん経験をして【失敗】を繰り返して、
元気に成長していって欲しいです。
最後まで読んで下さり、ありがとうございました。