近年の家事の時間や配分などの推移は？男女間の差などは変わりつつある？

家事は私たちの生活をより健康に、

そしてより快適にするために欠かせないものですよね。

バランスの良い食事、整理整頓された綺麗なお部屋

カビひとつない浴室にピカピカのキッチン。

家事の行き届いた家って本当に居心地が良いものですよね。

しかし最近では家事の中心であった女性も

男性と同じようにフルタイムで働くことも増え

なかなか家事に手が回らなくなってしまうことが増えてきています。

そこで今回は近年の家事事情について詳しく見ていきます。

 家事時間の平均は？男女の差は減りつつあるのか？変わらないまま？

家事は一つ一つは簡単でも毎日やることが多くて何気に面倒なもの。

だいたい女性の場合、この家事というのに平均で

１日2時間24分くらい費やしていると言われています。

これは30年間で考えると2万時間、

およそ3年分の時間にあたると言われています。

では一方で男性はというとだいたい１日平均19分程度。

男女でここまで差があるとは驚きですよね。

最近では共働き家庭も増え、より一層男女平等という考え方が

私たちの中に根づき始めています。

子供のお世話も料理も女性がすべき！と決め付けるのではなく

夫婦で協力していくべきだ！というのが今の時代では

最も多い意見なのではないでしょうか。

しかし一方でこういった数字を見るとまだまだ

家事というのは未だに女性がして当たり前！

という考え方は変わっていないことがはっきりと分かります。

これは世界的にみても明らかです。

例えばアメリカ、イギリス、ドイツなど様々な国で

家事の分担を夫婦でどのくらいの分担で行っているか調査したところ

女性の方がやや家事の時間は多いものの

男性も１日100分以上は家事を行なっていることがわかっています。

一方で日本は一時間にも満たないということを考えると

かなり男性の家事に対する意識の違いがわかります。

ただやったこともない家事を急に始めるのは

なかなかハードルが高いと感じる方が

多いかもしれませんね。

そこで次に女性が感じる男性に家事のここをやってほしい！

というポイントについてみていきましょう！

 家事の時間、夫婦でどのように配分すべき？

家事において一番時間と労力を使うのはやはり料理です。

料理には買い出し、下準備、調理、配膳、後片付けがセットです。

そのためやることが多く、しかも毎日の作業なので本当に大変です。

バランス良く作ろうと思えばかなり時間もかかってしまいます。

ではこの毎日大変な料理を男子が手伝うとするならば、どういったことなのでしょうか。

まず急に調理をするのは、料理が未経験の人にとっては難しいので

配膳や食器洗いなどの後片付けを手伝ってくれると

主婦は本当に助かります！

食べた後の後片付けも立派な家事の一つです。

次にやって欲しい！という声が多いのが

ゴミ出しですね。

掃除なんかはその家ごとにこだわりがあったりするので

ここはこう！などといった些細な言い合いで喧嘩に発展するケースも。

ですがゴミ出しなら、言い争いも起きず

しかも面倒なのでとっても助かります！

他には女性にとっては結構重労働な風呂掃除もやってくれるとありがたい…

という意見も多いですね。

天井や床などを磨くのに力が入りますし、

男性の方がピカピカになる気もしますね。

一方で男性にこれはやって欲しくない！という意見があったのは

買い出しや洗濯たたみなど。

意外ですが調味料一つでもお気に入りのメーカーのものがあったり

決まった洗濯の畳み方があったりと

なにかと女性の方でこだわりができているものに関しては

むしろやらなくていい！と感じている方が多いようです。

「何か手伝おうか？」というように

女性に手伝ってほしいことを直接聞くのが無難ですね。

ちなみにですが家事の分担については完全に分けている人とそうでない人など

いろんなパターンがあります。

例えば、仕事が休みの人がその日は家事をする！という家もあれば

料理はこっち、掃除はこっちというふうに

比較的得意な方がやる！というパターンもあります。

あるいはしっかり何曜日はどっちがと言うふうに

家事分担表を細かく作っている夫婦もいたりします。

どんなやり方でも夫婦生活が円滑にいけばそれでよし！

家事に追われて毎日辛い！と感じている主婦の方は

今後の家事について一度夫婦で話し合う機会を作ってみてはいかがでしょうか。

まとめ

いかがでしたか？

昔から日本人の女性は家事にあてる時間が長すぎる！と

よく言われてきましたよね。

ですが、やっと少しずつ男性の意識が変わりつつあります。

世間的にも家事の出来る男性ってとっても好印象ですよね。

男性だろうと女性だろうと、出来ることを出来るときにする！

これが今の時代にとっては大切なことなのです。

そしてちょっとしたことでもパートナーに対して

「ありがとう」の気持ちを忘れないようにしましょう！